
GOOYAグループを牽引する取締役・常原 明と徳永 啓伸に、創業からの歩みと今後の展望、そして、成長と進化を続けるために何が必要なのか、本音で語ってもらいました。
常原 明(株式会社GOOYA Holdings 取締役/株式会社キャリアビート 代表取締役) × 徳永 啓伸(株式会社GOOYA Holdings 取締役/株式会社GOOYA 代表取締役)
常原:16年目です。2009年に第4期として入社しました。大阪で何もしていなかったところ東京で杉村さんと会って、翌週から株式会社GOOYAに入りました。当時、クルーの人数が30名足らずで、有給休暇は都市伝説のようでした(笑)。制作事業を中心に4人でスタート、時間に縛られず働いていました。初めは売り上げが3000万円ほどでした。
常原:ビジョンや理念は特になく、サークルのような雰囲気で楽しく働いていました。僕も1プレイヤーで、目の前のやるべきことをやっていました。
徳永:感謝ですね。お客様・クルー・パートナーの皆様等、いろいろなところで恵まれていたんだなと思います。
常原:本当に多くの人に支えられました。組織として力を合わせることが大切で、20年経ってようやくスタートラインに立った感じです。
徳永:会社の空気感ですね。やりたいことをやらせてくれるスタンスが続いています。それと、会社がクルーのことを考えてくれるところですね。みんなの意向や意見を優先してくれるところは、今も昔も変わっていないんじゃないかなと思いますね。
常原:上場準備が一番心に残っていますね。これが会社の成長の土台をつくりました。当時、創業メンバーが「つまらなくなった」と言って辞めていくこともありましたが、新しい仲間が入り、会社を前進させました。得たものは大きく、それがあったからこそ今の基盤があります。上場はしませんでしたが、人も仕組みも整ったのは上場準備のおかげです。
徳永:僕はやっぱりコロナですね。あれは特に大きな出来事でした。当時、僕は人事部長で、待機クルーがどんどん増えていく中、対策を練っていました。営業が得意だったので、再びビジネスソリューション部に戻り待機クルーを減らす方法を考えました。朝の対策会議で忖度なしに話し合い、各自の役割を決めました。これによりクルーの潜在能力を引き出すことができました。
徳永:はい、できました。未経験のクルーを5G関連の基地局設置に配置できたのは幸運でした。また、杉村さんのホスピタリティも大きかったです。マスクや食糧を確保してもらうことで、クルーが安心して働ける環境づくりができました。このような状況でも会社の良さが見えました。クルー皆で危機を乗り越えることができたのは大きな出来事でしたね。
常原:スピード感とチャレンジ精神です。杉村さんのずっと変わらない姿勢で、若いクルーが挑戦できる環境を整えています。特に20周年を迎えた今こそ、その姿勢を強化する時期です。これまでの20年間は、何もない状態からここまで来ました。これからはさらに多くの若い才能を発掘し、彼らが最大限にチャレンジできるような環境を提供することが使命です。このスピード感、いわゆる意思決定の速さは基本的には変わりませんが、権限移譲が進んだ分、速くなっています。以前はトップの確認が必要でしたが、現在では各マネージャーに大きな裁量権があり、迅速な意思決定が行われています。
徳永:実際に、キャリアビートの制度変更も迅速に決定しましたよね。以前は杉村さんも交えて話し合う必要がありましたが、今は現場での意思決定が速くなっています。
常原:マネージャークラスには大きな裁量権があります。一般的な会社と比べてGOOYAグループのマネージャーは多くの決定を自ら下すことができます。このことが自律性を高め、柔軟な対応を可能にしています。
徳永:他社ではPL(損益計算書)がマネージャーに開示されることは少ないと思いますが、GOOYAグループではマネージャーがPLを把握し、自らの判断で事業を進めています。これが意思決定の速さや、現場のスピード感に繋がっています。
常原:一緒に働いていて「嫌だな」と感じる人がいないことです。GOOYAグループは人軸採用を重視しており、気持ちの良い人たちと仕事ができる環境が整っています。これが日々の働きやすさに直結し、社内の雰囲気も非常に良いです。
徳永:人はもちろんですし、さらに顧客満足だけでなくクルーの成長を重視するスタンスですね。クルーを第一に考えているところは他社とは違う強みだと思います。
常原:その通りです。トップダウンではなくボトムアップの文化が根付いています。この文化が変わらないことがGOOYAグループの強みですね。大器晩成型の経営ですが、選択肢が増えた今こそ、次の10年に向けてクルー一人ひとりの成長が会社の大きな成長に繋がると感じます。