当社が開発中の顧客向けAIマッチングプラットフォーム「Aillume（アイルーム）」に、新たに対話型のアクションボタンとして「紹介」「却下」機能を実装しました 。

これにより、共有ページを閲覧した顧客は、AIが提案した候補者一人ひとりに対して、ワンクリックで「紹介を希望する」または「今回は見送る」という意思表示を直接行うことが可能になります 。顧客からのアクションは即座に当社のCRMに連携され、担当者へのタスク生成や通知が行われるため、コミュニケーションの速度と質が飛躍的に向上します 。

この新機能は、一方的な情報提供に留まらず、顧客との双方向のやり取りを活性化させるものであり、「Aillume」が目指すカスタマーポータル化への重要な一歩となります 。

当社は、DX推進戦略の中核をなす新サービスとして、AIを搭載したマッチングプラットフォーム「Aillume（アイルーム）」を正式に発表し、顧客向け共有機能がほぼ完成したことをお知らせします 。本プラットフォームは、ITエンジニアリング業界の多重請負構造が抱える非効率性の解消と、当社のビジネスモデル改革を存在意義として掲げています 。

「Aillume」の主な機能と特徴:

AIマッチング結果の外部共有:

顧客は、パスワードで保護された専用ページを通じて、自社案件に対するAIのマッチング結果をリアルタイムで確認できます 。

シームレスな紹介依頼:

顧客は共有ページ上のフォームから、関心のある候補者について直接紹介を依頼できます 。依頼内容は即座に当社のCRMにチケットとして起票され、Teamsへ通知が届くため、迅速な対応が可能です

明確な情報提供:

共有ページには、AIの判定は参考情報である旨や、募集状況が変動する可能性があることなどの注意書きが明記され、透明性の高い情報提供を行います 。

将来的には、日本全国に15,000〜20,000社存在すると言われるSES事業者のうち、1万社の導入を目標とし 、案件・人材登録や請求書授受など、顧客とのあらゆるやり取りを集約するカスタマーポータルへの進化を目指します 。

当社は、メール一斉配信サービスへの登録業務を処理する自動化システムを全面的に刷新し、先週より全取引を対象とした本番稼働を開始しました 。

従来のRPAとハイブリッドで運用していたプロセスから、より堅牢な新システムへ移行したことで、処理性能と信頼性が大幅に向上しました 。新システムでは、1件あたりの平均処理時間を1分以内に抑え 、リアルタイムで稼働状況を監視する専用ダッシュボードも導入しています 。これにより、処理状況やエラー発生を即座に把握し、安定した運用を維持することが可能になりました 。

当社が進めてきた、DX技術を人材育成に応用する取り組みの一環として、新人研修用の案件を自動で取り込むプロセスが完成し、本格的な稼働を開始しました。

このシステムは、日々受信する膨大な案件情報の中から、新人研修に適した案件を自動で選別し、専用の案件パイプラインに供給するものです 。これにより、新入社員は実践に近い環境で、体系的かつ効率的に営業トレーニングに取り組むことが可能になります。

今後は、技術を活用した人材育成プログラムをさらに強化してまいります。